シードスキルの表示桁以下の話

2020年7月13日月曜日

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 シードスキルによってサイズが少ししか違わないのに、効果に違いが生じる場合があります。例えば、スピリッツライズはガッツが3上がるものと4上がるものがありますよね。ガッツは1間隔なので当然ですが、ソウルのように表示桁以下を取りうるものもあります。この表示桁以下の部分で効果が変わるのかについて調べてみました。
(ちなみに表示上の値は、計算で出た値を四捨五入しているようです。)
※攻撃力とスキル効果の関係式はHYさんのページの下の方参照です。
※与ダメの計算については以前の記事を参照してください。

・パライズ・エクステンド・ヒールドーテについて

まずは簡単に調べられる三種のシードスキルを見てみました。







 一番上がパライズアサルツ、真ん中の時間だけなのがエクステンドタイム、一番下がヒールドーテです。上二つのgifはサイズ小さくしてるので見づらいですが、分からなければやり方簡単なので試してみてください。
 んで結果、パライズは攻撃力31176で計算上7.49秒ですが、2秒目に止めて9秒目に動きだしていて、7秒間止めています。エクステンド攻撃力27349で計算上21.52秒延長ですが、37秒から59秒に22秒延長されています。
 よって、秒数に関するシード効果は小数以下を四捨五入していると考えられます。
 しかし、ヒールドーテは表示桁以下もきっちり…とまではいかないですが、どちらかと言えば四捨五入されていないように見えます。

 では、ソウルはどうなのだろうか?ヒールドーテが四捨五入しないなら同様になる気がしますが、分からないので調べてみました。(ブレイクとかイクリーズとかより差が大きくて見やすいと思うからソウルで。多分ブレイクとかもソウルと同じ仕様だと思うし。)

・ソウルについて

まず、使ったユニットとシードの紹介から。ユニットは元攻撃力が6964のサミルスハさんです。ルーンはクイックルーンと防御系ルーンで与ダメに影響あるものは持たせていません。マインドを二つに変えていますが、攻撃力には影響しないようにしています。
そして、使ったシードはサイズ1.640、攻撃力23454、スキルはダークソウルのオーヴさんです。
HIGHLOWはマインドと中衛ボーナスが違ってシードの攻撃力がわずかに変わります。シードの攻撃力の式はこんな感じ。
下のようにソウルの表記上33.2%で変わりませんが、右上のATKの値(攻撃力の1/5くらい?)が変わっているのが分かります。
攻撃力・属性補正・与ダメはこんなふうになって…
上の式で出た与ダメの上下5%が実際の与ダメの範囲になります。実測は演習4回分くらいで120秒だから、与ダメ500回くらいは見てるのか?細かく見たいから結構多めにした。そのうちの最大ダメ(MAX)と最小ダメ(MIN)を記録しました。
 結果を表にまとめると…
HIGHの最大ダメと、LOWの最小ダメで、表記上33.2%の範囲に収まっていないことが分かります。というか、四捨五入していない計算上の値に実測値がいい感じに収まってますね。

 ということで、ソウルは四捨五入された表記上の値ではなく、計算上の四捨五入されていない値が参照されているということが分かりました。要するに、表記上は同じでも大きい方がいいってことですね。TKG狩りは修羅の道ですね…
 また、時間関係のスキルは秒単位なので、表記上の値を気にしましょう。
以上です。

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