ペネトレイト・スティンガーの貫通効果について

2020年6月21日日曜日

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 ペネトレイトルーンとスティンガールーンには、どちらも同時攻撃数以上の敵に攻撃できる貫通効果を持っています。しかし、貫通の仕組みが少し違ったので書いてみることにしました。
※数学的な話が多くあるので注意してください。組み合わせ(4C2みたいなやつ)を知っている前提で話すのでご了承ください。

2022/11/27修正 x回以上貫通するときの確率が誤っていたので修正しました。
それに伴い、確率表を修正しました。

ペネトレイトの貫通効果

ペネトレイトルーンの効果は魔力値%の確率同時攻撃数より1体多く攻撃を当てることができる貫通効果があります。貫通効果が発動したとき、さらにもう一体当たるかが判定され、当たらなくなるまで判定が行われます。これを同時攻撃数分行います。
 
例えば同時攻撃数が2のときは上図のように、一回目の攻撃の貫通により増えた攻撃数と、二回目の攻撃のの貫通により増えた攻撃数の合計によって最終的な攻撃数が算出されます。そして、図のような貫通の仕方として考えると複数回貫通する確率でも求めることができます。(○は貫通、×はスカを意味します)
また、敵がn+x体で、それ以上貫通先がない場合は(例として、敵が10体で同時攻撃数4なら6回貫通の確率は、7回以降貫通するための敵がいないものも確率に含める必要がある)、x回以上貫通する確率は、1~(x-1)回のすべてを足した確率で1を引いた数となります。


ざっくりと説明すると、貫通とスカの確率を組み合わせの数だけ掛ければ、なんか確率になっちゃいます。…まあ、自分で数式を使って計算しない人は気にしないでいいです。あと、例えば同時攻撃数5のとき敵の数が6しかいない場合は、1回以上は貫通できないので1回以上貫通する確率が6体に攻撃が当たる確率となりますので注意してください。


 一応表に出したものがこれになります。+1なら1回貫通という意味です。実際にDPSを計算に使う時は、敵の数を想定して何回貫通するかの期待値を出すと計算が楽になりそうです。

スティンガーの貫通効果



 スティンガールーンの貫通効果は、まず、貫通攻撃が発動するかの判定を通過後に行われます。貫通攻撃が発動する確率と、貫通効果が発動する確率は異なります。
 貫通攻撃が発生すると、必ず同時攻撃数分の貫通攻撃が発生し、その貫通攻撃からペネトレイトルーンと同じように貫通効果が発動します。つまり、貫通攻撃が発動すると、通常時の同時攻撃数の二倍は確定で攻撃できます。
 余談ですが、威圧状態の敵に攻撃したときに貫通攻撃ができるので、ゲージが0のときは貫通攻撃は発動しません。他の突ユニットにより威圧しているでもゲージが0だと発動できないようです。

 以上です。具体的な数値はHY様のページを、あとは公式ヘルプを参照しました。

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