与ダメに影響するパラメータ

　与ダメの計算式の話で、メルストのステータスは加算や乗算の組み合わせで決まるというような話をしました。かなり複雑なため、どのステータスが大きく与ダメに影響するのか分かりづらいですよね。そのため、計算式からどのくらいステータスが上昇するか考えていきます。

基本状態について

ステータスの影響を考える上で、「基本状態」からの上昇率を考えていきます。基本状態とは、通常プレイ、つまりソウルやブレイクを5回打ったり、アタック・クイックルーンを持たせたりしたときのステータスのことを指します。ソウルやブレイクを打たないときのことなんて考えてもほとんど意味ないですからね。基本状態は以下のような状態にします。ちょいと低めかもしれませんが、強化による上昇も見るため低く見積もっています。
基本状態ではカントリーマインドの効果は無しです。また、与ダメはDPSで見るので、刻む場合やモーション詐欺については考えていません。

それぞれのパラメータによる効果

まずはそれぞれのパラメータがどのくらい影響しているかを計算します。例えばアタックルーンの場合、アタックルーン有りと無しの比を求めます。また、強化による上昇も見ます。例えば25％→30％のように示したものが強化による上昇です。表の右の割合が上昇割合を示しています。

施設の効果

カントリーマインドの効果

編成ボーナスの効果

編成ボーナスはパーティ全体にかかる（リード系は前衛のみ）ので単体での性能が多少下がってでも優先してあげていいと思います。中衛を入れた方がいいのはこのためですね。レインボー・バラエティ・リード系は加算ではなく乗算で計算されるので、この三つ（リード系はカルテット）を組み合わせると40.7％上昇になります。結構高い。ちなみにディバインブレスは最終与ダメに乗算で10％上昇となります。

ルーンの効果

　左がルーン有りと無しでの与ダメ増加割合で、右がルーン魔力値を強化したときの与ダメ増加割合を示します。ルーンはやはり効果が高いですね。ルーン枠が足りなくて属性ルーンが入らないと、かなり火力が落ちます。ルーン枠増加のカントリーマインドは必要なルーンがあるならかなり効果的です。イクリーズルーンは結構低いように見えますが、パーティ全体にかかるのでそこそこの効果はあります。ルーン魔力値33％→35％での与ダメ増加割合の順番はカントリーマインドのルーン強化で強化される割合の順と同じですので参考にしてみてください。
　また、フィクセイトルーンは最大10%で固定なので与ダメに影響する割合として考えるならばそこまで魔力値は重要とはならないと思います。上位ルーンはステータス上昇はアタックルーンの1/5の効果しかありませんが、他の効果が欲しい場合には優先させてあげていいと思います。特にスティンガールーンの威圧効果（敵の被ダメ上昇）はパーティだけでなく救援の与ダメも上げるので強化してあげた方がいいと思います。

とりあえず、与ダメ増加割合の数字がデカいやつが重要だよーってことで以上です。